内容紹介
相続では、理性より感情が優先される。頭では理解したつもりでも、心情的に納得できないから揉めることになる。子どもが平等に相続権を有する時代になり、子どもの意識も変化している。
揉めないためには、親が自分の相続の道筋を付け、子どもの納得感を高める準備をしておくことが大切--。
信託銀行で長年相続の現場に立ち会ってきた筆者が、豊富な経験を踏まえてつづった長寿時代の"円満相続"の指南書。
〈本書の内容〉
巻頭対談
深田晶恵さん(ファイナンシャル・プランナー)×小谷亨一さん(著者)
長寿時代で制度や金融商品も大きく変化、
家族間の相続で今一番大切なことは?
第1章
「資産承継」に関する考え方が大きく変わる
「円満承継」+αが求められる時代に
第2章
「仲がいいから大丈夫」は幻想
親族間承継がこじれる理由
第3章
長寿時代に向けた資産管理対策
「3つの見える化」
第4章
生前贈与や認知機能低下時の財産管理も!
長寿時代こそ「信託」を活用しよう
第5章
長寿時代に家族への想いの伝達をどうすべきか
遺言書とエンディングノートの活用
第6章
プロが見てきた"財産管理と相続の落とし穴"
それぞれの立場で起こることを考えよう
第7章
充実した人生を送るために欠かせない
長寿時代の「3つのコミュニケーション」
巻末付録「遺言書」の書式例
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「教科書には書いてない 相続のイロハ」の誤植について
「教科書には書いてない相続のイロハ」(三菱UFJ信託銀行/MUFG相続研究所刊)におきまして、
112ページに誤りがあることが判明致しました。
謹んでお詫び申し上げますとともに、以下の通り訂正致します。
<訂正内容>
【誤】
「直系尊属から教育資金の一括贈与を受けた場合の非課税制度」表における「適用期限」 令和3年12月31日
【正】
「直系尊属から教育資金の一括贈与を受けた場合の非課税制度」表における「適用期限」 令和3年3月31日