内容紹介
優秀なIT人材を採用したいなら職場環境を見直すべし
ITを活用しない、事務職扱いされる、雑談すらできない、成長機会が得られないーー
こうした職場はIT人材に嫌われます。優秀な人ほど、職場環境には敏感です。もし「優秀な人ほど辞めていく」と悩んでいるとしたら、それはきっと職場環境に問題があるはず。
では、どんな職場をつくればいいのか。そのヒントが本書に詰まっています。通常の事務職とIT人材では職場に求めるものが違います。大事なことは、IT人材が嫌がる環境を知ることです。つまり、アンチパターンを押さえることで、初めて「IT人材が働きたくなる」職場になります。
本書では、実例をベースにIT人材が嫌がる職場を多数掲載しています。それらを「なんちゃってIT職場型」「低プレゼンス型」「コミュニケーション不全型」など9タイプに分け、タイプごとに「では、どうすればいいのか」という対策をまとめています。
もし目次を見て「この職場はウチのことだ」と当てはまるなら、早急に改善しないと、どんどんと人が辞めていくかもしれません。企業のデジタル化に欠かせないIT人材は、DX花盛りの今、引っ張りだこの状況です。職場環境の整備で優秀な人材が確保できるなら、実施しない理由はないでしょう。
≪目次≫
第1章 なんちゃってIT職場型
第2章 低プレゼンス型
第3章 レガシー製造業スタイル型
第4章 コミュニケーション不全型
第5章 エンゲージメント低下型
第6章 マネジメント不全型
第7章 事務作業パラダイス型
第8章 お客様は神様型
第9章 学習不全型
Appendix1 運用軽視に未来はない
Appendix2 SESの罪と罰