内容紹介

テロリストはどこから核兵器を入手し、どこを標的として、いつ核テロ攻撃を行うのか――米国を代表する安全保障問題の専門家が、人類史上最悪のシナリオを詳細に分析するとともに、それを防ぐための方策を緊急提言。

おすすめポイント

世界を震撼させた9・11同時テロの後、人類はさらに恐るべき脅威に直面することとなった。
核を使用したテロ攻撃―「核テロ」である。

もし白昼のニューヨーク市内で核爆発が起これば、一瞬にして50万人以上の命が奪われ、火災と死の灰によって、さらに数十万人が死亡すると推定されている。

この「究極の大惨事」は、どうすれば未然に防ぐことができるのか?

本書は、アメリカを代表する識者であり、早くから核テロ問題に取り組んできた斯界の第一人者が、アルカイダやJI、チェチェン・ゲリラなど、核テロを実行する可能性のある各組織の作戦遂行能力や戦略・特徴を分析しつつ、彼らがどこで、どのような核兵器や核物質を入手し、それをどのような形で使おうと計画しているかを検証する。

そのうえで、テロリストに核を使用させないために各国政府が採るべき方策を提言する。

外交・安全保障上の最重要トピックをとりあげた貴重な書。