内容紹介
本とは単に文章を読むものではない。装幀、肌触り、活字の風合いまで、本が置かれている場所の空気すべてを織り合わせたタペストリーである――そんなことを立ち止まって考えさせる滋味豊かな百篇の読書エッセイ集。おすすめポイント
本とは単に文章を読むものではない。装幀、肌触り、活字の風合いまで、本が置かれている場所の空気すべてを織り合わせたタペストリーである――そんなことを立ち止まって考えさせる滋味豊かな百篇の読書エッセイ集。2007年に純文学の最高峰である野間文芸賞を受賞。今や日本文学の中では最重要の作家の一人である佐伯一麦氏の最新エッセイ集。過去の名作の数々の一文一句を改めて現在の眼で味わい尽くします。