内容紹介
700年の武士の治世は日本が最も安定した時代だった――鎌倉幕府は“裁判所”、東山文化、戦国武将の富国策、徳川の鎖国……。明治の世、日本が進む道を西郷は危ぶんでいた。混迷の時代にこそ必読! まったく新しい西郷論!おすすめポイント
700年の武士の治世は日本が最も安定した時代だった――鎌倉幕府は“裁判所”、東山文化、戦国武将の富国策、徳川の鎖国……。明治の世、日本が進む道を西郷は危ぶんでいた。混迷の時代にこそ必読! まったく新しい西郷論!維新の三傑のひとりが東京のど真ん中で、なぜ筒袖の着物で犬を連れているのか? 人類学から言語学まで該博な知識で史実の穴を埋めていく――西郷を通して「サムライ」について考察したスケールの大きな文明論です。