内容紹介

幕末の権力闘争の争点となった倒幕・佐幕、攘夷・開国の二元論を越えて、日本が世界で生き残るための方途を模索しながら権力の間を駆け抜けた「商人」龍馬。2010年のNHK大河ドラマで話題の英雄の真の姿に肉薄する。

おすすめポイント

幕末の権力闘争の争点となった倒幕・佐幕、攘夷・開国の二元論を越えて、日本が世界で生き残るための方途を模索しながら権力の間を駆け抜けた「商人」龍馬。2010年のNHK大河ドラマで話題の英雄の真の姿に肉薄する。

07年12月刊行の同名書を文庫化。歴史小説の大家・津本陽氏が、資料を丹念に読み解き、創作を極端に抑制したノンフィクションに近い手法で、「商人」としての龍馬像を新しい視点で描きます。