内容紹介
米国のサブプライム問題に端を発した経済・金融システムの世界的な同時崩壊現象はなぜ起きたのか。信用収縮や不動産担保融資などのキーワードから政策失敗の構造を読み解き、経済環境復興への処方箋を提示する力作。おすすめポイント
米国のサブプライム問題に端を発した経済・金融システムの世界的な同時崩壊現象はなぜ起きたのか。信用収縮や不動産担保融資などのキーワードから政策失敗の構造を読み解き、経済環境復興への処方箋を提示する力作。97年末に日本で起きた、巨額の自己資本の毀損が誘発した大規模な信用収縮(貸し渋り、貸し剥がし)と公的資金投入の経緯が今回の金融・経済危機と類似していることに着目。主に日米の比較から世界の動向を読み解く骨太の解説書。