内容紹介

敗戦後、占領下の日本で米国との「対等な関係」を体現していたリーダーがいた。土佐の「自由民権」と儒学と維新の元勲の流れをひく反骨の政治家が考えていた国のかたちとは? 日米安保改定50年の年に世に問う、一挙書き下ろし600枚の重厚な評伝。

おすすめポイント

敗戦後、占領下の日本で米国との「対等な関係」を体現していたリーダーがいた。土佐の「自由民権」と儒学と維新の元勲の流れをひく反骨の政治家が考えていた国のかたちとは? 日米安保改定50年の年に世に問う、一挙書き下ろし600枚の重厚な評伝。

いまや失われた政治家の本分がここにある! 戦後日本の骨格をつくった名宰相の生涯。
昭和史のノンフィクションであると同時に、安保・基地問題を含む現在の日米外交の在り方に問題定義する書。元陸軍中将との関係から、吉田茂の隠された一面を浮き彫りにします。