内容紹介

生き残る道は本業強化にあった! どうやって成熟市場で革新を起こせたのか? 縮小計画を捨て、事業と戦力(人・風土)の両輪改革で、時代に取り残された大企業子会社を再生・成長・自立させたケースを迫真のドラマで描く。

おすすめポイント

生き残る道は本業強化にあった! どうやって成熟市場で革新を起こせたのか? 縮小計画を捨て、事業と戦力(人・風土)の両輪改革で、時代に取り残された大企業子会社を再生・成長・自立させたケースを迫真のドラマで描く。

成熟企業は、市場の衰退とともに縮んでいくだけなのか。
市場の成熟化、長引く不況と、事業をとりまく環境は厳しくなるばかり。リストラによる縮小路線をとってジリ貧になっていく会社も多い。経営は黙って先細りの運命を受け入れていくしかないのか。
本書は、大企業子会社の経営トップが「あきらめの縮小プラン」を捨て、事業と戦力(人・風土)の両輪改革で、社員と一緒に会社を蘇らせていくプロセスを描いたドラマです。

混沌とした今日の環境の中で、明日に向かって「目指す姿」を見いだせずに立ち往生している同じような境遇の成熟企業はたくさんあります。

これまで立脚してきた領域や常識を超える挑戦ができるか。
成熟企業を再生させる改革のポイントは?
新たな「伸びしろ」はどこにある?

両輪改革の重要性をトップマネジメントが強く意識することで、現場のリーダーシップと、それをバックアップするスポンサーシップが相乗的に働いて、さまざまな場面でブレイクスルーが生まれます。
山積する問題や弱点にばかり目を向けるのではなく、「もっとやれること」を徹底的に探ってポテンシャルを引き出し、高めていく考え方がベースになっています。
顧客は何を求めているのか、自分たちの提供できるものは何か。ゼロベースで「使命」を徹底的に見直し、事業コンセプトを明確にして変革が加速し始めると、創出された「伸びしろ」が縮小プランを持ち上げ、新たな成長曲線が描かれ始めるのです。