内容紹介

昭和8年、地震による大津波が三陸を呑み込み、不況に治安の悪化、遂に戦争へ踏み出した年。絶望から死に憑かれた人達が三原山の火口へ次々と身を投げた年。マスコミから「死の案内人」と騒がれた女学生がいた!

おすすめポイント

昭和8年、地震による大津波が三陸を呑み込み、不況に治安の悪化、遂に戦争へ踏み出した年。絶望から死に憑かれた人達が三原山の火口へ次々と身を投げた年。マスコミから「死の案内人」と騒がれた女学生がいた!

戦前の自殺者が急増していた時代に起きたある不可解な事件をモデルに、先の見えない不安な時代の“死への誘惑”の正体に真っ向挑んだ渾身の書き下ろしです。