内容紹介

世界の海山を駆けめぐり、膨大な作品を吐き出したマンボウは、いまは世を捨て何も望むことはない――生と死、時間と空間の輪郭が溶けてしまった洒脱でちょっととぼけた半生記が写す、もう一つの戦後文学の豊かさ。

おすすめポイント

世界の海山を駆けめぐり、膨大な作品を吐き出したマンボウは、いまは世を捨て何も望むことはない――生と死、時間と空間の輪郭が溶けてしまった洒脱でちょっととぼけた半生記が写す、もう一つの戦後文学の豊かさ。

文学と酒と躁ウツと……
わが人生、やはり幸せと言ってよかろう。
日経連載から好評を博した同連載、初の文庫化。解説は佐藤愛子氏です。