内容紹介
数値目標の強制からは社員のやる気は引き出せない。社員の満足度と成長力は「信頼」と「任せる力」によって創出するものだ。30 万人のデータから導出した「働きやすくて成果の出る職場」の法則。全米ベストセラー。おすすめポイント
数値目標の強制からは社員のやる気は引き出せない。社員の満足度と成長力は「信頼」と「任せる力」によって創出するものだ。30 万人のデータから導出した「働きやすくて成果の出る職場」の法則。全米ベストセラー。部下が1人でもいる管理職&候補生必読!
著者ははこれまで何本も全米ベストセラーを出してきた、ビジネス書著者。仕事を任せ、信頼し、成果を正しくほめることで部下が自発的に動くチームをつくる手法を解説します。
■1年のうち1カ月は上司のグチ!
衝撃的事実です。統計によれば、従業員は月平均15時間もマネジャーについて文句を言っているそうです。1年に換算するとなんと180時間、つまり1カ月分の労働時間に相当する時間をグチに費やしているのです。
■やっぱり上司が悪いと、職場の生産性と収益性は最悪になる
またとある企業の人事部がこんな実験をしました。生産性、収益性、愛着心、定着率などをもとに、社内の各部署を「緑」、「黄色」、「赤」にグループ分けします。「緑」は各項目が標準以上の優秀な職場、「黄色」は平均的職場、「赤」はすべての項目で劣っており、とくに定着率が悪い職場です。そこで人事部が行ったのが、マネジャーの交換でした。「緑」の部署のマネジャーが「赤」の部署に行ったらどうなるか? 想像してみてください。なんと、一つの例外もなく、「赤」の部署は「緑」に、「緑」の部署は「赤」になったのです。つまり、問題はマネジャーにあったのです。
■どうしたら「信頼しあえる会社」になれるのか?
従業員はグチで時間をムダに費やし、マネジャーは部下のやる気をなくさせている――こんな状態ではとても社員の全力を引き出せません。では、どうすれば「信頼しあえる会社」に変革して、成長できる状態になれるのでしょうか。部下が自発的にやる気を出して働く職場をつくり、チームを機能させるために、リーダーとマネジャーは何ができるのでしょうか。ベストセラー著者が、30万人の調査データから「働きやすくて成果の出る職場の法則」を導き出しました。
■有名企業の事例をもとに解説した全米ベストセラー!
本書は、部下にやる気を取り戻してもらい、会社への愛着心を高めてもらうための方策を、アメリカン・エキスプレス、エイビス、ハードロック・カフェ、スターバックス、チックフィレイといった有名企業の事例を紹介しながら解説したニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー作です。