内容紹介
重松清氏、推薦! ふたりの息子が父の言葉を通して綴る、巨匠・映画監督の素顔。前衛的な作風で知られる「世界のオーシマ」は、一方で礼節の人であり、家庭を重んじる常識人であり、「日本人たちよ、私たちよ、これでいいのだろうか?」と問いかけ続けた人間だった。おすすめポイント
重松清氏、推薦! ふたりの息子が父の言葉を通して綴る、巨匠・映画監督の素顔。前衛的な作風で知られる「世界のオーシマ」は、一方で礼節の人であり、家庭を重んじる常識人であり、「日本人たちよ、私たちよ、これでいいのだろうか?」と問いかけ続けた人間だった。重松清氏、推薦!
よく怒る。矛盾だらけの、甘えんぼ。そんな親父の人生を、二人の息子はたどっていく。
それは息子から親父への、もう読んでもらえない、長い手紙なのだ。
世界的な巨匠映画監督にして、討論番組での自由で過激な論客としても知られた大島渚。その2人の息子が、父の遺した言葉から、その知られざる素顔に迫る書き下ろしエッセイ。
映画監督の創作秘話としても、教育論としても、普遍的な家族を巡る物語としてもユニークで面白く、生きる勇気が湧いてくる好著。