内容紹介

「我ら商人は矢玉の代わりに銭を撃つのだ。秀吉が武で攻めるなら、我らは商いで受けて立つ」―。商の力で武の秀吉に抗った男、島井宗室。少年時代を朝鮮で奴隷として過ごし、その後、博多の貿易商として巨万の富を築いたひとりの商人の人生を描いた歴史経済小説。

おすすめポイント

「我ら商人は矢玉の代わりに銭を撃つのだ。秀吉が武で攻めるなら、我らは商いで受けて立つ」―。商の力で武の秀吉に抗った男、島井宗室。少年時代を朝鮮で奴隷として過ごし、その後、博多の貿易商として巨万の富を築いたひとりの商人の人生を描いた歴史経済小説。

歴史スペクタクル小説誕生!「博多三傑」の豪商となった男の数奇なる生涯を描く
第3回城山三郎経済小説大賞受賞作が待望の文庫化。「『歴史経済小説』という新しいジャンルに挑んだ、待望の作品」(幸田真音氏)、「自分で商売をやったことのある人には、必ず響くストーリー」(安土敏氏)と各方面で絶賛です。