内容紹介
『葉隠』は佐賀鍋島藩三代とそれに仕えた家臣たちの「命がけの言行録」。組織のため、他を生かすために死んでいった藩士たちの信義とは―。「死ぬことと見つけたり」の精神を直木賞作家が、今改めて現代に問う。おすすめポイント
『葉隠』は佐賀鍋島藩三代とそれに仕えた家臣たちの「命がけの言行録」。組織のため、他を生かすために死んでいった藩士たちの信義とは―。「死ぬことと見つけたり」の精神を直木賞作家が、今改めて現代に問う。直木賞作家の文庫最新刊! 信義を貫くことに命をかけた鍋島藩士の武士道とは。
「生か死かという立場に立たされたなら、迷わず死ぬ方につくと決めておくべきである―」。『葉隠』の語り手・山本常朝は、命を懸けた覚悟ある生き様こそ、人の命が輝くことを伝えたかった。本書はその武士道精神の思いを現代に伝えるもので、原書の数々のエピソードを物語に。組織に生きるサラリーマン共感の書。