内容紹介
生きるとは日々新しい縁を結ぶこと、そして、人と人の縁ほど奇なる結びつきはなし。寂聴節全開で藤村、川端、三島、清張から岡本太郎まで、21 人の巨匠(作家)たちとの奇縁を綴った珠玉の随想集。待望の文庫化。おすすめポイント
生きるとは日々新しい縁を結ぶこと、そして、人と人の縁ほど奇なる結びつきはなし。寂聴節全開で藤村、川端、三島、清張から岡本太郎まで、21 人の巨匠(作家)たちとの奇縁を綴った珠玉の随想集。待望の文庫化。大作家たちと直に接したときのちょっとした身振りや凛々しく艶っぽい会話を通して振り返る、著者でなければ書けない連作エッセイ。決して品行方正とはいえない生きざまや、数々のスキャンダルも、彼女の筆にかかれば、ちょっと笑えて粋な、癒やしすら感じてしまうエピソードになってしまいます。横尾忠則氏の挿画を本人編集による楽しい口絵として再構成。巻末解説は丸谷才一氏。