内容紹介
宇沢弘文の出発点は、社会的弱者への思いだった―。「自動車の社会的費用」「ヴェブレン論」「地球温暖化問題」などの幅広い論考を、到達点である社会的共通資本に即して総括したウザワ・ワールド凝縮の一冊。おすすめポイント
宇沢弘文の出発点は、社会的弱者への思いだった―。「自動車の社会的費用」「ヴェブレン論」「地球温暖化問題」などの幅広い論考を、到達点である社会的共通資本に即して総括したウザワ・ワールド凝縮の一冊。格差を取り上げた『21世紀の資本』(ピケティ著)は高額本にも関わらず非常に注目されている。それと同様に、市場メカニズムへの評価が変わりつつある現在、宇沢氏の考えに共鳴する人々も多い。