内容紹介

忙しいビジネスマンでも、さっとも読めるし、じっくりも読める。同価格帯で、最も読まれている会計テキストの最新版。

おすすめポイント

必須スキルを、生きた事例で! 制度や理論にとどまらず企業の現実にも焦点をあてた、最も定評ある基本書の最新版。IFRSにも完全対応。改訂にあたっては、この間の変化を踏まえ、内容をアップデートしました。また、会計の世界では、想像を超える不祥事が発生しましたが、逆説的には「企業社会において会計がいかに重要かつ不可欠か」を裏付けることにもなりました。最新版では、そうした「不都合な真実」にも目配りしています。

本書の特長は次のとおりです。
(1)企業活動への影響を多面的にとらえています。
会計基準や制度の説明にとどまらず、企業の会計行動や会計現象にも焦点をあて、その背後にある要因の説明に多くのスペースを割いています。会計基準や制度が実際の企業活動にどのような影響を与えているかを多面的に理解し、会計が現実をいかに説明できるかという「切れ味」を把握することが大事だからです。

(2)理論や歴史から実務事例までを網羅しています。
第2章から第14章までの各章を、それぞれ3つのパートに分けています。最初から順番に読み進むこともできますが、(1)制度やルールを学びたいなら各章の〈Accounting Today〉を、(2)理論や歴史を調べたいなら各章の〈Theory and History〉を、(3)実務への応用例を知りたいなら各章の〈Field Study〉を読み進むというように必要な箇所から読みはじめることもできます。

「速く、そして複雑に動いている企業の『会計』という行為を『動画』として描写したいという著者の願いは何ら変わらない。企業は動いており、動いている企業が行う会計もまた動いている。そうした会計の生き生きとした面白さを『動画』として、動いているままに豊かに描き出したい。これが本書の拠って立つスタイルである」(はしがきより)