内容紹介

今アメリカで何が起きているのか? トランプ候補はどれだけ異質なのか? 歴史・価値観・カルチャーから両党を徹底比較。

おすすめポイント

2016年アメリカ大統領選ウオッチャー 必読の書!

◎アメリカの民主党・共和党の違いはどこにあるのか。両党の対立軸はどう形成され、変化してきたか。トランプ候補、クリントン候補の戦いはどうなっていくか? 2008年に日経プレミアシリーズの1冊として刊行された同名書を全面改訂し再刊。

◎オバマ政権がレイムダックに陥るなかで、トランプやサンダース旋風に象徴されるように、民主党と共和党の対立軸は大きくゆらいでいる。
民主党大統領候補ヒラリー・クリントンも、エリート政治批判、ポピュリズムの風に逆らえず、TPPに反対するなど、世論を意識した発言を余儀なくされている。

◎本書は米建国以来形づくられてきた政策やイデオロギーにはじまり、カルチャー、映画、スポーツ、対外戦争の賛否、移民政策、銃規制の是非や公的医療保険への取り組みなど、両党のさまざまな対立軸を分析したユニークなアメリカ論である。

◎第1章を「大きく揺らぐ対立軸――いまアメリカに何が起きているのか」としてさしかえ、両党の大統領候補が決定した7月の党大会までの最新状況を反映させるとともに、第2章以降も全面改訂する。