内容紹介

第一線で活躍し続けるトップクリエイターの「論理の枠」を飛び越えた発想法。実践するためのテクニックを具体例で解き明かす。

おすすめポイント

・2010年6月、日本経済新聞社から発行した単行本の文庫版です。長らく文庫化が待たれていたベストセラーがいよいよ登場!
・主な仕事である国立新美術館のシンボルマークデザイン、ユニクロ、楽天グループなどのクリエイティブディレクションは、どのような発想法で生まれたのか――いまでも価値を失わないクリエイティブワークの技法を、著者自らが種明かしします。
・仕事術の重要テーマを網羅しつつ、コンパクトにわかりやすく解説しています。

<本書の内容>
Ⅰ クリエイティブマインドを作る
その前提は正しいか――疑うことがクリエイティブの出発点/人の話を聞く――相手の本意を引き出す問診力/悩んだら気持ちを書いてみよう――自分の気持ちを整理する/見立ての習慣、身につけよう――比喩することで本質が伝わる/自分の仕事を描いてみる――言葉よりも伝わるビジュアルの力/記憶の検索エンジン――気になることにタグを付ける/心をつかむプレゼンテーション――説得よりも共感を

Ⅱ 試してみようクリエイティブ
リサーチよりもリアリティ――時代のキーワード“リアリティ"/お客様目線とお茶の間目線――似て非なるユーザーと世間/何でもメディアになる――既存メディアの枠を打ち破る/主体性の引き出し方――仕事を“自分事"にさせる/強いチームの作り方――適材適所のプロデュース能力/ストーリーを描けるか?――コンテンツからコンテクストを作る/デザインは付加価値か?――ビジョンを形にする

Ⅲ こんなところまでクリエイティブ
働き方をデザインする――環境から組織まで/オンとオフを無理に分けない――仕事と休暇をリンクさせる/ハマれるものを見つける――突き抜けると本質が見えてくる/アナログ感覚を取り戻す――リアリティのセンサーを研ぎ澄ます