内容紹介
EUは英離脱でどうなる? 米新政権のアジア戦略は? 憲法改正はあるか? 景気はどうなる? ……日経の編集委員が大胆に見通します。︎おすすめポイント
「トランプの米国」は、日本に、世界にどんな影響を与えるのか。これまでの「常識」が通用しない世界。
日本の明日を左右する重大問題について、日経の編集委員が大胆予測。
それぞれの専門分野で、深く丁寧に将来を見通します。
オールカラー 巻頭特集
英離脱、ついにEU崩壊か?
英国民投票でEU離脱が決まった「暗黒の金曜日」。その衝撃波は欧州、そして世界中に広がった。
他のEU諸国でもくすぶる「反EU」「反グローバル化」の主張は、
2017年はじめに予定されている欧州主要国の選挙で次々と顕在化する。
そのとき、EUは、世界は、そして日本は……
・米国を悩ます「3つの分断」。そして止まらない内向き志向。新大統領の選択は?
・習政権は本当に強いのか? 日中関係の行方は? 不動産バブルはいつ破裂するのか?
・中国の猛烈な軍拡が進む。アジアでの米軍優位が崩れつつあるいま、日本は何をなすべきか
・「改憲勢力」はついに3分の2に! しかし、世論では改憲派は減少傾向。安倍政権の決断は?
・TPP座礁! 米国はASEAN諸国の信頼を失い、中国の影響力が拡大。アジア分裂の危機!
・大荒れの日経平均、2017年は小康状態が続く
・異次元緩和もマイナス金利も息切れ。日銀は「ヘリマネ」実施に踏み切るのか
・世界中で高まるグローバル化への不満。「新しい資本主義」が誕生し、日本にも大きなチャンスが訪れる
・2017年4月、都市ガス小売り全面自由化で「エネルギー大競争 第2幕」がスタート。再編の行方は?
・人口1億人維持に向け、残された時間はあと4年足らず。いよいよ「本格的移民政策」の導入か
・正社員と非正社員の格差解消を目指す「同一労働同一賃金」。多数の例外措置で骨抜きの可能性も
・円安の追い風が消滅し、経営環境は先行き不透明。それでも攻める日本企業はここだ!
・トヨタも伝統的な独自システムをやめる時代。自動車業界の次の勝者を探る!
・プリファード・ネットワークス、Cerevo……日本にもいる有望スタートアップ企業の素顔
・大再編が続くコンビニ。セブンイレブン一強時代は終わるのか。「13兆円の壁」を超えられるのか。
・インバウンドバブルが終了。新キーワードは「世代交代」「見返り」「帰属」「つながり」「成長」「防衛」