内容紹介

ビジネスの仕組みはコンビニと同じ? 関空コンセッションに携わった著者が語る、日本の空港の仕組み、現実、問題点、そして……。

おすすめポイント

誰も知らない日本の空港の真実!
関空の経営改革、運営権売却に携わった著者が、体験とともに語り尽くす。


航空管制や空港経営の実務に携わった異色のキャリアを持つ著者が、日本の空港はどのような仕組みで成り立っているのか、どういうビジネス構造になっているのか、そしてどんな問題があるのかを赤裸々に語り、どうすれば空港を健全な姿にできるかを考える。

いつも何気なしに利用している「空港」とは、どんなところなのか。「空港がもうかる仕組みはコンビニと同じ」、「大空港に住むたった1人の住人とは」、「空港の裏側は扇風機の裏側と同じ」など、興味深い話を盛り込みながら、空港という特殊な施設について詳しく解説。

さらに、関空コンセッションという一大事業に取り組んだ当事者として、そこにはどのような困難があり、どう解決していったのか、そのエピソードも紹介しながら、日本の空港が抱える「不合理な問題」は何かを追究。空港の健全運営には、どのような考えが必要なのかも提示する。