内容紹介

公約は実現されるか? 逆風の産業、追い風の産業は? ドル高・円安はいつまで? 日米駐在のトップエコノミストによる緊急書き下ろし。

おすすめポイント

〇トランプ勝利を受け、日本経済への影響を探る緊急出版! 大和総研の7人のエコノミスト(東京とNY)が分担執筆、熊谷亮丸チーフエコノミストが第1章を執筆し、全体の編者となる。

〇トランプ当選で東京の株式市場は大きく下げたものの、翌日以降、ニューヨーク市場は予想外の株高、ドル高となった。穏当だったトランプ演説や議会選挙での共和党勝利への期待が現れた格好だが、中長期で見れば、反貿易・保護主義の影響、米国の孤立主義による地政学リスクの高まり、財政乱発によるインフレ、スタグフレーション、ドル安リスクが懸念されている。

〇本書はトランプの公約や発言をもとに経済・通商政策を掘り下げ、日本経済に及ぼす影響を、マクロ経済、各産業、金融マーケットなど多角的に分析、予測を試みる。