内容紹介

社長の代わりに経営判断から業務指示まで行える「ナンバー2」。会社から最も必要とされる人になるための新しい働き方を紹介する。

おすすめポイント

◆――本田宗一郎や松下幸之助、スティーブ・ジョブズなどカリスマといわれる社長でも独力でその会社を築いたわけではありません。彼らを支える人が周りにいたからこそ、成功できたのです。トップの足りない部分を補える人、それがナンバー2。また多忙な社長に代わって経営判断を行い、末端の業務指示まで出せるナンバー2は、内外から絶大な信頼を得て、経営をコントロールする立場でもあります。

◆――そんなナンバー2は、事業、人事、経営のすべてを取り仕切るマルチで優秀な人をイメージしがちですが、決して選ばれた人だけがなれる存在というわけではありません。いまやっている仕事を基礎に、あらゆる業務に携わり、そこで専門外の知識(経営、マーケティング、資金繰りなど)を積んでいけば到達可能なポジションです。大変なことと思うかもしれませんが、ちょっとの努力を続けることでナンバー2になることは可能なのです。

◆――本書では、ナンバー2を最終ゴールとした時、組織内で上のポジションに上がっていくための能力・ノウハウとは何か。また、こうしたスキルを身に付けるためには、いったい何から学び、どのように行動していけばいいのかを紹介します。今いる組織を離れてノマドや起業という選択もありますが、実力が伴っていなければ失敗のリスクは高いもの。本書は、組織の中で自らを高め、ナンバー2というどこでも通用するオールマイティの存在を目指すという新しい働き方を提案します。