内容紹介
人材も、技術もあるが、革新的なビジネスが生まれない日本企業。なぜか。シリコンバレーとの比較から復活策を具体的に考える。おすすめポイント
☆日本企業は、社員のモチベーション、潜在能力が高いのに、なぜ「面白い」ビジネスが生まれにくいのか。シリコンバレーで30年近く、革新的なビジネスモデル、イノベーションの誕生を目にした著者が、画期的なアイデアが活かせない日本企業、日本社会の文化・制度の落とし穴を具体的に指摘し、どうすれば再び活力を取り戻せるのかを提言。☆「極端な減点主義」「既得権益への過剰な配慮」「極端なリスク回避志向」など、日本型組織によく見られる問題点に加え、「起業リスクの高さ」「新参者への厳しい視線」など社会の歪みについても鋭く指摘、多くの日本人ビジネスパーソンが思い当たる話が満載です。
☆さらに、シリコンバレーで新しい技術、ビジネスのアイデアが事業化されていくプロセスを数多く目撃してきた著者が、アップルやグーグルなど著名企業はもとより、多くのIT関連ビジネスが生まれるダイナミズムを紹介し、日本企業がその優れた経営資源を有効に活用するためのシステムも提言します。