内容紹介
「高くても売れる」仕組みをどうやって作ったのか?成城石井が全国ブランドになれた理由を、創業者が明らかにする初の著書!
おすすめポイント
「駅ナカ店舗」「ワイン直輸入」「高級惣菜」など斬新なビジネスを次々と打ち出し、「スーパーマーケット業界のルイ・ヴィトン」と呼ばれるに至った高級スーパーマーケット、成城石井。その創業者が長い沈黙を破り、自分がどんな考えで成城石井をつくり、どう発展させていったのかを初めて明らかにする。成城石井の前身は、著者の両親が始めた「石井食料品店」。店の二階で育った著者は、大学卒業後すぐに店で働き始める。セルフ式スーパーマーケットの時代になる、と考えた著者は、輸入酒類の販売や店舗レイアウト、商品差別化の構想を練り続け、ついに76年12月、念願の第1号店をオープンさせる。その後も、深夜営業、惣菜の充実、ワイン直輸入などを実行し、成城石井をブランド化していく。「駅ナカ」という言葉を初めて使ったのも、石井良明なのである。
本書は小売業に限らずビジネス・ヒントそのもの。起業をめざす人たちにも必読の書である。
経営学者・国領二郎氏が推薦。
「一番良い商品」を効率よく。成城石井ブランドを育てたエレガントで合理的な経営の秘密。
(慶應義塾常任理事・総合政策学部教授)