内容紹介

バラバラ社内がひとつにまとまる!
「方針」「社員」「仕組み」をつなげて経営を全体最適化し、会社を変える技術とは?

おすすめポイント

待ったなしの経営改革が頓挫する。
その原因は「部分最適」にある!

◇多くの企業では「経営方針が実行されない」「経営と現場、部門間に壁がある」「仕組みやルールの形骸化」といった問題を抱えています。こうした会社は、方針、人、仕組みなどあらゆるものが限られた範囲では最適だが、会社全体として見れば極めて非効率な「部分最適」の状態にある場合が多いのです。

◇「9割の企業は経営改革の進め方を間違えていた!」
これまで企業は業務の効率化など自社が抱える様々な課題に対して、個々に解決策を検討し、ルールや仕組みを導入してきました。ところが、社員には「そもそも何のために解決するのか」といった会社の目指す目的が理解されていなかったがために、解決策をこなすことが目的化し、部分最適という状態を生み出してしまったのです。
本書は、「経営の全体最適化」という視点から、部分最適に悩む企業の経営者をはじめ、事業リーダーやマネジャークラスに向けて、事例や具体策を交えながら解決策を提供するものです。

◇著者は、組織風土改革を専門とするスコラ・コンサルトに入社後、大手企業を中心に数多くの組織体質の改善、大企業病の治療にあたってきました。本書では、営業成績が低迷し、組織全体に疲弊感が蔓延していた会社が前年比300%増の目標を達成した事例、親会社のもとでやらされ感が蔓延していた子会社が自ら開発期間を3分の1に再設定し実行し始めたケースなど成功事例を紹介。「全体最適」で会社が生まれ変わっていくプロセスと具体的ノウハウを解説します。