内容紹介
午後試験のアルゴリズム分野を対話形式で解説するテキスト。プログラム開発経験のない文系初学者にもわかりやすい「自動販売機」「じゃんけん」などの例を多数収録。おすすめポイント
【基本情報技術者試験】の【午後試験】で求められる「アルゴリズム分野」のテキストです。文系初学者・プログラム未経験者にとってハードルが高く感じられるこの分野を、対話形式や失敗例でやさしく解説します。◆身近な例
アルゴリズムって、そもそも何? というところからスタート。
イメージしやすい「自動販売機」や「じゃんけん」の例を紹介。
「なぜその結果になるのか」「データがどのように処理されていくか」がわかるよう、丁寧に解説しています。
◆読みやすい対話形式
[午前編]同様、一方的な説明ではなく、文系・初学者のキャラクターと先生のやりとりで講義が進みます。
・ファイルの入出力
学生「本は最後のページまで読んだ! ってわかるけど、ファイルは最後まで読んだ! ってわかるんですか?」
先生「ファイルの場合は、最後を示すレコードを記憶しておく必要はありません。ファイルを最後まで読んで……」
・「ある規則」に従っていれば“Yes”を、そうでなければ“No”を出力する擬似言語プログラム
学生「“ある規則”って、もったいつけて言われても…… どこから手をつければいいですか?」
先生「まず、プログラムをざっと眺めて、構造を大きくつかみます」
・駅間の最短距離を求める問題
学生「駅4は遠いに決まっているので、駅5-6-3-2-10だけ調べればいいのでは?」
先生「人は、見るだけで遠いとわかるのですが、コンピュータは計算してみないとわからないのです」
◆過去16回分の「擬似言語問題」解説動画
平成21年春期から平成28年秋期までの擬似言語問題の解説動画を著者Webサイトに用意しました。
著者が実際にプログラムを作り、動作させながら解説しているので、「プログラムを動かすとどうなるか」を疑似体験でき、理解しやすいです。
※著者サイトから動画をダウンロードできるのは、2017年11月30日までです。