内容紹介
トランプ政権、中国台頭、北朝鮮の脅威―。日本の安全保障はどのように維持すべきかを、第一人者が集結して大胆に提案。おすすめポイント
日米同盟に大転機が訪れている。戦後一貫して自由な世界秩序を支えてきた米国で政治理念にほとんど言及せず、「米国第一」を断言するリーダーが選ばれた点で、トランプ政権誕生は冷戦終結後の世界秩序に最大の不確実性をもらす出来事となったのだ。本書は、経済、軍備からインテリジェンス、サイバー安全保障まで日本を代表する国際関係論研究者が勢揃いし、包括的かつ長期的な日米同盟の価値と課題を論じる。日米同盟をより強固なものにするための具体的な取り組みについて、対アジア政策から防衛政策、経済政策に至るまで幅広く提言する。