内容紹介
住民の高齢化や修繕工事費の高騰……。管理組合が抱える様々な問題を解決する、管理・修繕・建替えのノウハウを徹底解説!おすすめポイント
そのマンションは「富動産」? それとも「負動産」?同じ立地のマンションで資産価値が異なる……。その答えは「管理力」にあった!
国内の新築マンション供給戸数は、1989年から2009年までの20年間がピークとされ、まさにいま多くの管理組合が大規模修繕や建替えに向けた準備を進めています。
日頃から円滑に運営されている管理組合であっても、住民の高齢化や人口減にともなう空室不安、さらに資材と人件費の高騰による建築コスト増を背景に、合意形成がスムーズに進むことは難しいとされています。一方で、問題を先送りにし、適切に維持管理されない建物は住環境を悪化させ、同じ立地に建つマンションと比べて、将来の資産価値に大きな差が生まれることも……。
本書では、現在の不動産環境や今後起こりうる構造問題と照らし合わせて、マンション管理組合がいまやるべき「管理」「修繕」「建替え」のテクニックを紹介します。さらに、実際に合意形成がうまくいったマンションをケース毎に取材して、事例をもとにしたわかりやすい解説記事を掲載します。