内容紹介
事業を長期的な視点で見られる一方、泥沼のお家騒動も起きる同族経営。本書は同族経営の強さと課題を証言とデータから明らかにする。おすすめポイント
お家騒動? 身びいき? モラルハザード?――旧来のイメージを打ち破る、これがファミリービジネスの強さだ!
「バカ息子の暴走」「親族への身びいき」といった不祥事の代名詞か、「老舗の論理」で語られることがほとんどだった同族企業。本書は経営者や後継者をめぐる「それまで語られなかったリアルなストーリー」と「最新のアカデミズムの知見」によって、同族経営の本当の姿を初めて明らかにします。
星野リゾートの星野代表が父と経営権を争ったハードランディングの事業承継、父が亡くなってから戻った会社で行った清酒「獺祭」の経営改革など、ファミリーの対立すら経営のパワーに変える。そんなスリリングでドラマチックな「情」を描きだします。