内容紹介
何が人を動かすのか?―大手・中堅企業の幹部候補生との白熱のやりとりをリアルに再現した超実践的リーダーシップ養成講座。おすすめポイント
本書のもとになった日産財団による幹部向けプログラムの紹介はこちら「周囲が『このままでいい』というなか、自分1人だけでも『ノー』と言えなければならない」
「リーダーであることを決めるのは、自分ではなく周囲の人である」
「リーダーはポーカーフェイスでなければならない」
「トップが後継を指名するのは間違い」
──大手・中堅企業の幹部候補生を対象にした「逆風下の変革リーダーシップ養成講座」。500分に及ぶ受講生とゴーンとの白熱のやりとりをリアルに再現。
◆実践からしか学べないリーダーシップ
日産の再生、EVなど新たなクルマの開発、そして三菱自動車会長職--今もっとも注目を集めるリーダー、カルロス・ゴーン。本書は、日産財団と早稲田大学が中心となった社会人向け特別プログラム「逆風下のリーダーシップ養成講座」において大手・中堅企業の幹部候補生たちの質疑に応じた「ゴーンセッション」を再構成。その経営理念と信念を、グローバル時代のリーダーシップのあり方に焦点を当て、説き明かすもの。厳しいグローバル競争のなかに身を置き、実績を出し続けてきたゴーンならではの「金言」満載で、教科書からは学べない、まさに実践の書。
◆ゴーン版「白熱教室」
受講生たちの鋭い質問を受けゴーンが熱く語るリーダー論を中心に、彼のもとナンバーツーとして日産再生に尽くした志賀俊之氏が語る知られざるゴーンの素顔とリーダーを支えるフォロワーの役割を、『白熱教室』ばりのライブ感で再現。さらに、経営学者がアカデミックな視点から、現代に求められるリーダーシップ論を深掘り解説する。