内容紹介

いよいよ対応を迫られる「働き方改革」。企業の現場、経営者、人事担当、法制度関係者などへの幅広い取材をもとに最前線を追う。

おすすめポイント

かけ声倒れで終わるのか
日本の仕事のあり方を変えるのか。
話題の「働き方改革」の最先端を追う!



3月末に政府「働き方改革実現会議」がまとめた実行計画にもとづき、いよいよ本格的な議論が始まる。

生産性向上や非正規社員の処遇改善といった「総論」に反対する人はほとんどいないだろう。
しかし様々な立場、利害の異なる人たちが関わるため、各所で異論、不満、不安の声が噴出している。

本書では、働く現場、経営者、政府の担当者など、幅広い取材にもとづき、「生の声」を丹念に拾った。

改革に魂を入れる作業は、まだこれから。
全体像はどうなっているのか。これからどこへ進んで行くのか。
丹念に見通していく。

「足りないのは働く量ではない。もっと長い時間働けということでもない。ちゃんと働いて、成果を出そうとする意識があるかということではないか。(中略)
改革の主役は働く人である。この本を手にとった、あなただ。改革を生かすも殺すも、働くあなた次第だ。」──はじめに より