内容紹介
平成という時代を「政治」から解剖。碩学の研究者とベテラン記者が、日本政治の真髄を知悉した論者3人を招き繰り広げる本格政治論。おすすめポイント
平成という時代を振り返るとき、日本の政治をどうとらえればいいのか――。オーラルヒストリーの第一人者である政治学者と長く政治取材の経験を重ねたジャーナリストが、3人の論者を招いて考える。50年以上にわたり、日本政治を研究してきたコロンビア大学のジェラルド・カーティス名誉教授、経済財政相として、またエコノミストとして日本の政治をに深く関わってきた政策研究大学院大学の大田弘子教授、政治学者として活躍ののち、地方自治の現役責任者に転じた熊本県の蒲島郁夫知事――。
外の目、内の目、地方からの目……。さまざまな視座を持つ論者に、碩学の聞き手が鋭く迫る。政治という軸から「平成」を解剖し、これからの日本を展望する一冊である。