内容紹介

『「言葉にできる」は武器になる。』のエッセンスを小学6年~中学生向けにまとめた実践ノート。対話と書き込み形式でやさしく学ぼう!

おすすめポイント

『想像してみてほしい。気持ちの全てを伝えられた君の姿を。考えたこと、思いついたことを、きちんと言葉にできた瞬間を。「こうしたいんだ」っていう君の想いに、共感してくれる仲間が現れた光景を。そんな自分に近づくためのヒントが、この一冊に詰まっている。』
20万部を超えるベストセラー『「言葉にできる」は武器になる。』が待望の実践版になって新登場! 


◆本当に大切なのは、言葉じゃない。君の気持ちなんだ。
考えていることが伝わらない。言葉が出てこない。こうした、コミュニケーション能力に苦手意識を持っている人は多いはずです。しかしながら、世の中に存在する言葉や伝え方の書籍のほとんどは「言葉の使い方」の指南に留まり、肝心な「自分の気持ち」が抜け落ちてしまっています。
本書のコンセプトは、タイトルにある通り、自分の気持ちを言葉にすることです。そこで、言葉を「内なる言葉(=考える・感じる)」と「外に向かう言葉(=話す・書く)」に分けることで、自分のなかに生まれた内なる言葉を、外に向かう言葉につなげる方法を具体的に示しています。
このプロセスを意識し、実践を繰り返すことで、どんな状況でも自分の気持ちを「言葉にできる」一生モノの教養を手に入れられるよう構成されています。日常生活や学校・職場でのコミュニケーションはもちろんのこと、就職活動・面接・小論文対策から自己紹介まで、幅広くご活用いただけます!

◆わかりやすくて、効果が出る! 本書の3つの特徴
①ストーリー形式だから、自然と頭に入ってくる!
自分の気持ちを伝えるのが苦手な「僕」と言葉の妖精「コトバード」とのやり取りで物語が進みます。そのなかに「言葉とは?」「考えるとは?」「具体的な方法とは?」が散りばめられており、大事なポイントが自然と頭のなかに入っていくよう工夫されています。
②「実践シート」でやってみるから、力になる!
気持ちを言葉にできる「実践シート」がついています。そのため、本を読んで理解するだけではなく、実際に手を動かして、定着させることができるようになっています。実践シートは切り取ったうえで、コピーして何度でも使えるようにデザインされています。
③この一冊で「言葉にできる」が丸わかり!
本書は『「言葉にできる」は武器になる。』のダイジェスト版ではありません。大事なエッセンスを踏まえて、新たに書き下ろされています。そのため、この一冊を読むだけで「言葉にできるって、どういうこと?」という疑問を解決できるように設計されています。

◆読者の声(発売前モニター調査より)
・「言葉の本なのに、こんなにドキドキしたのははじめてだった。自分の気持ちを言葉にするって、コミュニケーションが円滑になるだけじゃなくて、自分の進むべき未来を見つけたり、仲間を見つけることにもつながっていたんだ」(20代女性・企画職)
・「この本は言葉に対する常識を、いい意味で覆してくれる。10年以上も言葉と向き合い続けてきたトップコピーライターである著者だからこそ見つけられた『言葉の真実』が詰まっているように感じた」(40代男性・経営者)
・「子どもと一緒に読みたい本です。いま学校では、どれだけ知識があるかではなく、どれだけ自分の気持ちを言葉にできるか、が重視されています。面接や小論文の対策としても絶対に使えるはず!」(30代女性・主婦)
・「僕にも読みやすかったです。言葉ってなんだろう? 考えるってなんだろう? っていうことが分かった気がします。コトバードがかわいくって、いつの間にか読み終わっていました」(男児・小学5年生)ベストセラー『「言葉にできる」は武器になる。』。その内容の核となっているのが、ヒットコピーを次々生み出す著者独自の手法「T字型思考法」です。

2016年の発行後、著者の梅田さんと、このT字型思考法を使ったワークショップを、いろいろなところでやらせていただきました。自分の中に浮かんだ「内なる言葉」を書き出し、そこから「それで?」「本当に?」「なぜ?」と問いかけながら、考えを深め、広げていく。最後に、「外に向かう言葉」として表現してみる。参加された皆さん、「言葉にするって、そういうことだったのですね」と納得されていました。

そこで今回、「上手に言葉にできない、思いが伝わらない」と悩む僕(中学生)と、言葉の妖精“コトバード”との対話形式で、ワークショップのエッセンスをまとめました。読みながら実際に自分でやってみることのできる「実践シート」付きです。

内なる言葉を外に向かう言葉につなげるプロセスを意識し、実践を繰り返すことで、どんな状況でも自分の気持ちを「言葉にできる」ようになるはずです。