内容紹介

「いまどきの若手」を超高速で一人前に成長させるノウハウを解説。リクルートのトップ営業マネジャーが自らの経験をもとに教えます。

おすすめポイント

―いまどきの若者とうまくコミュニケーションがとれない
―ちゃんと教えているのに、いまいち反応が薄い
―自分の数字を上げるのに忙しくて、あまり育成に時間を割けない
……こんなマネジャーの悩みに答えます!

本書の特徴は、以下のとおりです。
1 まず、いまの若手の考え方や行動パターンを理解できるよう、文化の違いをわかりやすく説明していること
2 育成担当者ごとにバラバラなノウハウを「パターン」として抽出し、誰でもできるように落とし込んでいること
3 知識を「パターン化」することにかけては日本企業でもトップクラスのリクルートの手法を具体的に紹介していること
4 担当者個人任せではなく、組織全体で共有し、PDCAを回せるところまで広げていること

営業が強いことで知られているリクルート、その中でもトップ営業マン、トップ営業マネジャーとして活躍した著者が、自らの経験を余すところなく伝えてくれます。

一流営業マンだった人ほど陥りがちなワナ、「○○くんの育成担当なのでよろしく」と丸投げされたときの対処法など、誰もが身近に感じられる1冊です。ある日突然、「○○くん、若手の面倒みてやってね」と上司にふられる。その分ノルマが減るかといえば、そんなことはない。時間を見つけていろいろ教えるのだけれど、のれんに腕押し、効果が感じられない。結局、自分でやった方が早い……。

こんな経験を持つ中堅社員やマネジャーは少なくないのではないでしょうか。

いまどきの若手は、なぜ反応が薄く、腰が重いように見えるのか。そこには、ちゃんと彼らなりの理由があるのです。それを理解せずに無理に鼓舞しても、決して効果はあがらないどころか、成長の芽を摘み取ることにもつながりかねません。

・まず「いまどきの若手」の長所と短所を理解すること
・「一人前像」を、若手と職場のみんなが共有すること
・そのために足りない経験を、順を追って積ませること
・これらを、環境変化に取り残されないよう、高速に実行すること

本書で書かれているのは、こうした当たり前の(だけれど実際にやるのは難しい)ことをきちんと実行するためのノウハウです。
「営業」と書名についていますが、それ以外のビジネスパーソンにも役立つ内容がたくさん盛り込まれています。

実は優秀な今の若手社員。本書から、その潜在力を引き出すためのヒントを見つけてください。