内容紹介
「なぜバブルが生まれ、はじけたか?」「日本に残るか海外に出るか-円高と産業空洞化」「リーマンショックとは何だったのか」――。バブル以降の経済の流れをつかみ、ニュースがすっきりわかる戦後経済史編。おすすめポイント
経済ってそういうことだったのか!シリーズ累計40万部。『池上彰のやさしい経済学』、ついにマンガ化。
◇『池上彰のやさしい経済学2 ニュースがわかる』をマンガ化しました。大人気のマンガシリーズ2巻です。
◇基になっている単行本は、実際に大学で行われた経済学の基礎講座をベースにしており、経済学とは縁遠い学生にも理解できるようにやさしく解説しています。マンガ版では、この講義のエッセンスを紹介しながら、オリジナルストーリーのマンガを展開しています。
【2巻ストーリー】
母校の特別講義で経済学を学びはじめた、AI広告社入社2年目の安西啓太 (23) と中江このみ (23)。経済のしくみを理解した二人は、その知識とコンビの良さで営業成績を順調に伸ばしていく。講義も後半に入り、日々のニュースで飛び交うデフレ、国債、円高、年金、産業の空洞化など、いま私たちが直面する経済や社会の問題を、過去の経済政策や情勢を題材に学んでいく。そして最終講義のあと、啓太はこのみへの想いを打ち明けるのだが……
【1巻までのあらすじ】
安西啓太と中江このみは、中堅クラスの広告代理店に勤務している。二人とも同じ大学を卒業し、同期で入社2年目になる。啓太は営業、このみはクリエイターだ。二人はコンビで主に新規クライアントの開拓をしているが、成績はパッとしない。啓太はお調子者で、適当な性格なので、なかなかクライアントの信頼を得ることができない。一方、このみは強気で広告センスはあるのだが、クライアントの意向をうまく汲むことができない。
ある会社のパンフレット作りの打ち合わせに行くと「機会費用」や「先行指数」といった経済用語が出てきたが、啓太は、例によってわからなくても適当に返事をしていた。「キミね。わからないなら わからないと いいなさいよ」とバレて大恥をかくことになる。このみもフォローできない。このみはある大学の教養講座で池上彰が経済学の講義をしていると知り、「あんた、悔しくないの! ? あんな大恥かかされて」と啓太を強引に誘って第一回目の講義を聴講することになる…… 本書は、2013年11月に日経ビジネス人文庫で出版した、
「池上彰のやさしい経済学②ニュースがわかる」を
マンガ化し、再編集したものです。
マンガ部分は松浦まどかさん、シナリオは北田瀧さんに
新しく作成していただいたオリジナル作品です。
文庫本では登場しないAI広告社の2年目社員である
安西啓太と中江このみが、池上さんの経済学講座を学ぶ中で、
ダメ社員から経済通に成長していきます。
バブルや産業空洞化、リーマン・ショック・・・・・・過去の
経済政策から現在の日本や世界を取り巻く情勢まで、
この1冊でサクッと理解することができます。
既に発売されている1巻の「経済のしくみ」と
合わせて読むと、経済が社会に与える影響を
すっきり理解できるようになります。
高校生や大学生の試験対策や就活、ビジネスパーソンの
教養としての学び直しにもお勧めの1冊です。