内容紹介

「あのときこう言っておけばよかった」――こんな後悔とは無縁に! シリコンバレー発祥、短期間で伝える「ピッチ」の極意を紹介。

おすすめポイント

一瞬で相手にメッセージを確実に伝える
シリコンバレー発祥、注目のプレゼン手法!

予備知識のない相手に、限られた時間で、簡潔に明瞭に、売り込みをしたりメッセージを伝えたい──
シリコンバレーの起業家や学生たちが、いまさかんに使っているのが「ピッチ(Pitch)」という手法。
本書の原題は「ピッチ・パーフェクト」で、7つの絶対法則を武器に、ここ一番でずばっと「ストライクをとる」ための技術を伝える。

限られた時間しかないため、失敗は許されない。
そんな中でも、まちがいなく相手の心をつかむ方法を伝授する。

プレゼンや就職面接、商談、停滞した会議、困った状況を切り抜けたいとき、祝辞やお悔やみを言うときなど場面に応じたコツを伝授。
言葉の選び方はもちろん、話す速度やしぐさまで実践的にアドバイスする。

テレビの敏腕プロデューサーからコミュニケーションのコーチに転じた異色の経歴を持つ著者が、話し方・伝え方の基本を徹底指導。
企業のトップ、スポーツ選手、アーティスト、セレブリティなどの大物たちをトレーニングする中で生まれた手法を、7つの絶対法則として明快に解説する。

*本書は2015年3月に刊行した『成功する人の話し方 7つの絶対法則』を改題し、文庫化したものです。


「あのとき、こう言っておけば良かった」──本書を読めば、こんな後悔は無縁のものになります
──シェリル・サンドバーグ(フェイスブックCOO、『LEAN IN』著者)

この革新的な手法は、仕事だけではなく日常生活でも効果を発揮する
──ダニエル・エク(スポティファイCEO)

一瞬で人々の注意と関心を引きつけなければならない今こそ、本書の「戦略」が重要になる
──デニス・モリソン(キャンベルスープカンパニーCEO)

あなたが想像しているよりもずっと多くのことが、この本から得られるはずだ
──ウィンストン・マルサリス(ジャズ・ミュージシャン)失言や不適切発言で失脚する政治家が後を絶ちません。
謝罪会見でしくじった芸能人がバッシングされている様子も、よく目にします。

なぜ、社会的地位が高く、人前で話す機会が多い人でも「やらかしてしまう」のか。
TV記者からプレゼンコーチに転身したビル・マクゴーワンが、自らのノウハウを紹介したのが本書です。

・相手は小学生だと思ってかみくだいて話す
・いい質問ですね!といって、ひと呼吸おく
・面倒な質問には、直接答えない
・親しみを込めて、頻繁に相手の名前を呼ぶ

これらは、一般的には効果的な話し方のテクニックとして紹介されているものですが、今すぐやめたほうがいい、と著者はアドバイスします。

聞き手が集中できる時間は年々短くなっているのだから、率直に、簡潔に。
妙なテクニックは使わない。姿勢や手の位置にもこだわって話す……。

本書を片手にきちんと練習を積めば、どんな場面でもあわてず、適切なメッセージを送れるようになること、請け合いです。

(2019.4.26)