内容紹介

権力者による不祥事、職場に溢れるメンタル問題、日本男性の孤独――すべては「会社員という病」が原因だった?“ジジイの壁”第二弾。

おすすめポイント

なぜ、優秀な若者が組織で活躍できないのか?
なぜ、他国に比べて生産性が上がらないのか?
なぜ、心根のゲスな権力者が多いのか?

そこに潜むのは、日本の会社員の組織への過剰適応だった。
“ジジイ化”の元凶となる「会社員という病」をひもとく。会議の場でわざと相手が答えられないような質問をする、優秀で人望のある後輩を冷遇する、ライバルの悪い噂を上司に流す、打ち合わせ時「彼の説明を補足しますと・・・」などと不必要なマウンティング――なぜ、この現代においても、非生産的な足の引っぱりあいが日本の組織からなくならないのか?

本書では、ホワイトカラーが陥りがちだという「会社員という病」の構造と根源に迫ります。

著者によれば、日本の会社は、保身を最重視し既得権益にしがみつく老害(=“ジジイ”)を量産するシステムになっているとか。そして、“ジジイ”化は、孤独な老後にむすびつくとしています。どうすれば、このループから脱却できるのか?

3万部超の話題作となった前著『他人をバカにしたがる男たち』に続き、会社員必読の1冊です。

(2019.5.13)