内容紹介

仕事にかける「思い」の大切さから、価値創造の実際まで、マンガでトレーニング。もう一つ上を目指したい人に最適な入門書。

おすすめポイント

◆あの「100本ノック」がマンガになった!
かつて甲子園を目指した若手ビジネスパーソンたちが、さまざまな会社の、さまざまな営業の現場で問題に直面し、悩み、成功・失敗を繰り返しながら、成長するきっかけをつかんでいく姿を描きます。
マンガの後は問いかけ式の100本ノック。「自分はどうか」と考えることで、成長を自分のものにしていきます。
東京工業大学大学院で特任教授として、日本で初めての営業の授業を担当している著者が、営業という仕事を選んだすべての人たちに贈る、楽しみながら基本がつかめるビジネスコミックです。

◆著者からのメッセージ
この本は、営業という仕事に就いたビジネスパーソンの方が、自信を持ち、やりがいを感じながら働くのを手助けしたいと思ってつくりました。営業とは、ただものを売る仕事ではありません。顧客のニーズを知り、人間関係を築きながら商談を進めたり、自ら企画を提案したりして価値創造をする仕事です。間違いなくやりがいがありますが、なかなかたいへんな仕事でもあります。その中で、営業にかける自分の「思い」を大切に育てながら、仕事に取り組むにはどうしたらよいのかを解説します。
私は2017年に、日経文庫『営業力100本ノック』という問いかけ式の本を出し、おかげさまでご好評をいただきました。新書判のハンディな本ですが、それよりさらにもう一段、やさしい、捕球しやすいノックの本がほしいという声を数多くいただきました。そこで、マンガとノックを組み合わせたこの本をつくることにしました。
マンガの登場人物は様々な業種の営業の現場で、問題に直面し、悩み、解決しながら、仕事にかける「思い」を育てていきます。そのストーリーを読んでから、続く問いかけ式のノックでは、「自分はどうか」とふりかえって考えてください。どのように考えたらよいのかや、それを考えることにどんな意味があるのかも解説していきます。100本ノックをこなせば大きく成長できるはずです。
この本を読んだあなたが自信をもって営業の最前線にのぞみ、将来のリーダーを目指すきっかけになれば著者として一番の喜びです。今年の春から営業パーソンとして社会人生活をスタートする方も多いのではないでしょうか。本書は初心者や若手、そして他部門から異動してきた方が、営業という世界で、自信を持ち、やりがいを感じながら働くのを助けたい、という著者・北澤孝太郎さんの思いから生まれた本です。

営業にもさまざまな種類がありますが、本書で何よりも重視するのが、仕事にかける「思い」です。「思い」を大切に育てながら、成長へのきっかけをどうつかんでいくか――マンガでイメージを膨らませ、それに続く問いかけ式のノックで「自分はどうか」と考え、定着を図っていきます。

登場人物は、かつて甲子園を目指した若手のビジネスパーソンたち。「契約がとれない」「仕事のやりがいがつかめない」「後輩が育たない」「突然の解約通知」など、さまざまな悩み、トラブルに直面しながら成長していくストーリーで、楽しんで読め、役に立つ1冊です。