内容紹介
なぜ、問題解決できないのか? 「思考のショートカット」「他人事シンドローム」 ……誰もがハマる“9つのワナ” とは。おすすめポイント
会議で皆がYesと言っていたので、よく理解できなかったが、
自分もYesと言っておいた
とりあえず、
先輩のやり方に
従っておけば問題ないと思っている
本当にそれでいいの?
誰もが無意識にハマる「9つのワナ」にとらわれていませんか?
外資系コンサルティング会社に27年在籍し
現在、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科で教える著者が本質を把握する能力「本質把握力」の鍛え方、常に本質を意識する思考習慣「本質思考」の身につけ方をまとめた一冊です。
本書は、「9つのワナ」を知り、ワナからの脱出法を身につけ、ワナにハマらないための力を鍛える。
と、いう構成になっています。
◎本質的問題解決を妨げる「9つのワナ」
(1) 思考のショートカット
(2) 現状黙殺
(3) 浅い分析
(4) 安易な手段
(5) やりっぱなし
(6) 怒りの代償
(7) 脳のクセ
(8) 他人事シンドローム
(9) 解決済みなのに気づかない
◎本書の主な内容
・「面倒くさい奴」になることを恐れない
・「とりあえずやってみる」習慣は危ない
・「答えらしきもの」に飛びついてはいけない
・「考える」と「行動する」は対義語ではない
・他社をマネしてみたけれど
・伝説の先輩が残したツール
・今月の目標達成の真実
・クレーム対応の手間を減らしたい
・納期ギリギリの仕様変更
・「仮説の範囲外」を考える
・「なぜ自分がこういう状態にいるのか」
・唯一無二の絶対的な解決策などほとんどない
・自社を破壊する事業を考えてみる