内容紹介

「無駄」が「巨万の富」を生み始めた。循環型というこれからの資本主義のすがたを理解せよ!新時代の啓蒙書が読みやすくなり再登場。

おすすめポイント

生産・消費型からサーキュラー型へビジネスモデルを転換・構築し、成功している企業を5つのモデルに分類し、豊富な事例とともに紹介する啓蒙書。
2016年刊行『サーキュラー・エコノミー』が大判で読みやすい新装版で登場。

新興国経済の発展につれて、世界的にエネルギーや原材料の需要は高まり、その不足も懸念される。
資源環境の激変に対応するには、従来型の資源を取る→製品を作って使う→捨てるという使い捨てのビジネスモデルとの決別は不可避となる。

21世紀において競争力を高めるには、「使い捨て」から「使い続ける」サーキュラー(循環)型へとビジネスモデルそのものを転換しなければ生き残れない。

日本社会にはリサイクルの伝統はあるが、資源の循環により新規ビジネスを生み出すという成長戦略を描く企業はまだ少ない。補論として提示される「日本企業への成長戦略」も合わせて読むことで新規事業の立案への示唆に富む1冊。