内容紹介

名所作りでなく地域資源のかけ算を。訪日客誘致より国内旅行市場の活性化を。地域の魅力を高める観光ブランド戦略を提示。

おすすめポイント

発想のスイッチ切り替えよう!
消費者調査で見えた、今地域観光に必要なこと

「来て下さい」よりも、「行ってみたい」に。
「誘致・誘客」から「引力ある地域の創造」へ。
インバウンド―辺倒でなく、日本人客重視を――
持続可能な観光への条件を明らかにする。



○本書のテーマは、「観光におけるブランド構築」。今日、全国各地で観光による地域振興への機運が高まり、顧客争奪戦が激しくなる中、観光ブランド・地域ブランドへの関心が高まっている。

○これまでの観光マーケティングは、「ぜひ、来てください」という誘致型のプロモーションが主流だった。本書では「ぜひ、行きたい」とお客さんを引きつけ、地域の魅力を高めるにはどうすべきかを提示する。

○強いブランドには“引力”がある。京都に来る観光客は、誘致されたからではなく、京都に引きつけられたからやって来る。本書では、地域が観光客を引きつける力を「地域引力」と表現し、いかに「地域引力」を向上させるか、どうすれば強いブランドが生まれるのかを内外の消費者調査をもとに分析する。