内容紹介
日本の農業はどこへ向かうのか。戦後の農業政策を新旧2つの基本法を軸に検証し、今後の政策展開への示唆・教訓を整理する。おすすめポイント
平成の農政改革の原点は、基本法にある。農業を考える人、必読!
国民のコンセンサスとして1999年に制定された「食料・農業・農村基本法」は、
1961年の「農業基本法」の反省の上に作られました。
本格的農業経営者を中心とする農業構造の確立、
本格的農業経営者への農地の集積・集約化、
本格的農業経営者の自由な経営展開――。
新基本法の目指す方向は明確です。
行政官として農政改革に携わった著者が、新旧の基本法を読み解き、
政策推進のあるべき姿を考えます。農業を考える人、必読の1冊です。