内容紹介

製造業の頂上決戦! トヨタ、VW、テスラ、CATL、パナソニック、サムスン……。巨大企業がしのぎを削る競争の最前線に迫る。

おすすめポイント

製造業の頂上決戦!
トヨタ、VW、テスラ、CATL、パナソニック、サムスン……。巨大企業がしのぎを削る指す高性能電池の開発競争を活写。

環境への負荷を低減するため、エネルギーの転換が全世界で進められている。「電池を制するものが電動化を制する」(寺師茂樹トヨタ自動車副社長)とも言われ、電気自動車(EV)の中核デバイスとして、また家庭や地域では再生可能エネルギーを一時的に蓄える器として、高性能電池の開発競争が繰り広げられている。トヨタやフォルクスワーゲンなど各社がEV開発に巨額投資を表明し、要となる高性能電池の確保を急いでいる。自動車強国を目指す中国では、世界最大の車載用電池メーカーが台頭。長きにわたり電池市場を制してきた日本企業に代わり、覇権を狙う。本書は、この電池をめぐる日中米欧韓の企業間競争と、次世代電池を見据えた今後の競争の構図をジャーナリスティックに解説する注目書。電池開発の歩みや電池の仕組みなど、基本的な知識もわかりやすく説明する。