内容紹介

グローバル金融危機後の規制強化、マイナス金利の導入、ブレグジットなど
欧州金融界が激震に見舞われた2010年から2018年まで
ドイツ連邦銀行理事を務めた著者が、
グローバルな金融規制の策定や政策の仕組み、銀行経営を徹底解説する。

目次:
第1章   グローバル化と金融安定性
第2章   欧州の銀行監督と規制とその展望
第3章   バーゼルⅢ : 重要な規制改革プロジェクトに関する考察
第4章   気候変動対策は出遅れたのか?
      銀行監督における気候変動の意味
第5章   オプトイン(選択的参加)か、オプトアウト(選択的離脱)か?
      ブレグジットを踏まえた欧州連合の将来
第6章   銀行の将来にとっての最重要課題:デジタル化
第7章   中央銀行と国際協力の役割
第8章   最後に