内容紹介

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「覚悟を決めて挑戦せよ! 」
---楽天会長兼社長、三木谷浩史氏推薦

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「20年後、人々は1日3時間、週3日間しか働いていない」

  おとぎ話のような、夢物語のようなお話。現実味がなくて当然でしょう。しかし、アリババグループを創業し、世界有数の企業に育てたジャック・マー氏の言葉だったらどうでしょうか。近く訪れる未来で、企業のビジネス、個人の働き方はどうなるのでしょう。

  「未来の話よりも目の前のビジネス」。こう考える人がほとんどですが、さほど遠くない未来、確実に起きる事実があります。それは「ゼロ・インパクト」。産業史が証明しているように、テクノロジーの進化は様々な領域でコストゼロ化を推し進めてきました。

  特にインパクトが大きいのは「モビリティー」「通信コミュニケーション」「エネルギー」の3つのインフラで起きるゼロ・インパクトです。様々な業界の地殻変動を促し、今のビジネスは遅かれ早かれ、姿を変えざるを得なくなります。

  トヨタ自動車をはじめとする一部の企業は、こうした確実視される未来へ備える動きを見せていますが、多くの企業はいまだ自身の「ビジネスが消える」現実を直視できていません。

  本書は、インターネット広告代理店業で業界大手に上り詰めたデジタルホールディングス代表取締役会長の鉢嶺登氏が、コストゼロ化のもたらす脅威、およびビジネスのチャンスについて解説しています。自身の会社も2020年7月、慣れ親しんだオプトホールディングから社名を変更し、これまでの成長をけん引してきたインターネット広告代理店事業から、DX(デジタルトランスフォーメーション)支援事業へと主力事業を変えることを宣言しました。

  自ら危機感を持って動き始めている鉢嶺氏が「ゼロ・インパクト」の脅威を解説します。

第1章   さほど未来ではない「未来」
第2章   あらがうか、向き合うか
第3章   すべてのコストはゼロになる
第4章   コストゼロ時代にどう生きるか
特別対談収録   起業家にとって 挑戦こそ一番の「美食」   ~楽天・三木谷氏の未来への提言~