内容紹介

診療所・中小病院にとって必須の機能である在宅医療の始め方・伸ばし方が1冊で分かる!在宅医療の経営・運営を学ぶテキストの決定版

高齢化の進展に伴い、自宅や施設などで療養する在宅患者は2017年から2021年にかけて70万人から90万人に増えました。在宅患者は今後も増え続ける見通しで、ピークを迎えるのは2040年以降と推計されています。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で外来医療の需要が落ち込む一方、在宅医療の需要は増大しており、医療機関経営の観点からも在宅医療に取り組む重要性が増しています。そこで、「新たに在宅医療を始めたい」「既にある在宅医療部門をもっと伸ばしたい」という診療所・中小病院向けに、在宅医療の「始め方」「伸ばし方」を、コンサルタントとして在宅医療の参入・運営支援の経験を豊富に有する荒木庸輔氏、村上典由氏が分かりやすく解説します。

改訂版となる本書では、新たに「中小病院による在宅医療の実践」の章を設け、中小病院における在宅医療の始め方や診療体制、病棟運営などの項目を新設。現在、特定医療法人新生病院で常務理事兼法人事務局長を務める荒木氏が、中小病院による在宅医療の運営のポイントを解説します。COVID-19流行時の経験を踏まえ、感染症流行時や災害発生時などの業務継続計画(BCP)についても紹介。さらに、患者や家族による暴力、ハラスメントからスタッフを守るための、訪問診療時の安全確保対策の項目も新設しました。

<目次>
第1章 在宅医療が求められる背景と目的
・在宅医療の目的は患者の希望の実現とQOL向上
・2040年まで増え続ける在宅医療需要
・外来医療需要は2025年をピークに減少など
第2章 在宅医療の基礎知識
・在宅医療の仕組みと対象となる患者
・在宅医療を提供する診療所・病院の類型
・在宅医療の診療報酬の基本構造など
第3章 数値で見る在宅医療経営
・在宅医療の収入(患者単価×患者数)の把握
・居住場所別の患者単価と月間の収入目安
・在宅医療の収支シミュレーションなど
第4章 事例で見る実践のポイント:基本編
・地域の在宅医療の需要と提供体制の把握
・訪問診療の診療体制(看護師、事務職員の同行)
・在宅医療に必要な書類(契約書類、連携書類など)
・在宅医療におけるカルテ記載のポイントなど
第5章 事例で見る実践のポイント:応用編
・在宅医療部門の経営指標
・集患のための取り組み
・24時間体制の構築
・医療機関の類型のステップアップなど
第6章 中小病院による在宅医療の実践
・中小病院による在宅医療の始め方
・中小病院を中心とした今後の機能強化型連携のあり方
・中小病院における在宅医療運営など