内容紹介

高齢者に多く見られる病態・疾患について、具体的なケースを通じて、処方提案や生活指導など薬剤師が現場で介入すべきポイントを学べる一冊。高齢者に多い疾患の特徴や、加齢に伴う生理的変化を理解し、薬剤師はどのように課題解決の糸口を見いだせるのかを実践的に解説します。
「老年薬学」の最前線で活躍する執筆陣が、高齢者薬物療法の基本から実践までを分かりやすく解説。今回の改訂版では、「日本版抗コリン薬リスクスケール」「高齢者施設における服薬簡素化」「口腔内副作用」など、最近注目されるトピックを新たに追加しました。「老年薬学認定薬剤師」認定試験にも対応!

<目次>
1章 老年医学とは(大井 一弥)
1 高齢者の現状
2 高齢者と社会の変化
3 フレイルとサルコペニア
4 高齢者の生理機能
5 薬物動態の概念

2章 高齢者のみかた(小川 純人)
1 高齢者総合機能評価
2 QOLの評価
3 認知機能の評価
4 栄養状態の評価

3章 老年症候群とは(秋下 雅弘)
1 老年症候群
2 薬剤起因性老年症候群
3 高齢者医療の在り方

4章 高齢者薬物療法の新たな指針
1 日本版抗コリン薬リスクスケール(溝神 文博)
2 高齢者施設の服薬簡素化(丸岡 弘治)
3 ポリファーマシーの概要(新井 さやか)
4 ポリファーマシーへの対応(実践)(神保 美紗子、谷口 誠哉)
コラム:薬物療法情報提供書の活用方法(溝神 文博)

5章 高齢者における疾患と治療
1 心不全、虚血性心疾患 (高井 靖)
2 脳血管障害 (藤原 久登)
3 高血圧 (大本 暢子)
4 肺炎、嚥下性肺疾患 (加藤 隆児)
5 慢性閉塞性肺疾患(COPD)(加藤 隆児)
6 糖尿病(大本 暢子)
7 脂質異常症(武藤 浩司)
8 骨粗鬆症 (那須 いずみ)
9 ロコモティブシンドローム (長谷川 章)
10 消化器疾患 (加藤 雅斗)
11 CKD(慢性腎臓病)(赤尾 眞)
12 パーキンソン病(篠永 浩)
13 感染症 (松元 一明)
14 がん(肺腺がん、乳がん)(岩本 卓也)
15 皮膚障害(ドライスキン)(大井 一弥)
16 褥瘡(古田 勝経)
17 うつ病(中村 友喜)
18 不眠症、せん妄 (中村 友喜)
19 認知症(三輪 高市)
20 便秘(溝神 文博)
21 排尿障害(前堀 直美)
22 口腔内副作用(山浦 克典)

6章 高齢者の介護と在宅医療
1 老健施設でのケア (丸岡 弘治)
2 在宅医療 (雜賀 匡史)
3 緩和医療~痛みのケアを中心に~(細谷 治)
4 終末期医療(細谷 治)
5 嚥下障害を伴う高齢者の服薬支援(倉田 なおみ)
コラム::「服用薬剤調整支援料2」について(溝神 文博)

7章 高齢者医療における法規・制度・倫理
1 高齢者医療における法律と制度(亀井 美和子)
2 高齢者医療における倫理(岸本 桂子)