内容紹介

次の時代の農・林・水が芽吹いている

新しい農林水産業にチャレンジしている方、地域金融機関等の職員・行員、
新規事業開発担当者、サステナビリティ推進担当者、必読!


農林水産業を取り巻く環境は、生産者数が減少し、高齢化も進むなど
さらに厳しさを増しています。

こうした厳しい環境にもかかわらず、農林水産業者の積極果敢な取り組みは各方面で進められています。
農業では、技術革新が進むと同時に、品質の高い作物が効率的に供給されるようになりました。
林業や水産業においても、持続可能な資源管理が行われ、豊かな森林や海洋環境を保全しつつ、生産性を向上しています。

本書では農林水産業の現場で行われている新たな取り組み、新技術の活用事例などを多数紹介。
新規事業開発担当者やサステナビリティ推進担当者、必読の1冊です。

目次:
第1章 みらい基金が果たしてきた10のこと

第2章 未来の農林水産業を熱烈支援

第3章 農林水産業のみらいを拓く挑戦者たち

Part1 スマート農林水産業への挑戦

●耕作放棄地を牧草地に。先端バイオ技術とIoTで
 牛と人を育てるモデルを築く(株式会社さかうえ)
 ●水管理は稲作のカギ。 自動化で農家の負担を軽減し
 栽培技術共有のツールにも(農匠ナビ株式会社)
 ●バージ船を使った自動給餌でサーモントラウト養殖の
 効率・安全・環境性能を向上(日本サーモンファーム株式会社)
 ●農作業の委託と受託を繋ぐ、マッチングプラットフォームの構築
 (TOPPANエッジ株式会社)
 ●情報共有が進まない林業界をデジタルで変革。
 都市と繋ぎ、儲かる山に(宮城十條林産株式会社)

 専門家に聞く スマート農業って何?
 守勢から攻めへ転じる決め手、スマート農業は人と人のつながりも活性化
 (株式会社日本総合研究所 三輪泰史氏)

Part2 地域コミュニティを活性化、地域産業も創出

 ●ハワイのコナコーヒーのように、沖縄にコーヒー産業を定着させたい
 (沖縄SV株式会社・沖縄SVアグリ株式会社)
 ●マダイが開く地域の未来。残渣やゴミの有効活用でサスティナブルに
 (愛南漁業協同組合)
 ●国内外市場に有機茶で攻勢。有機茶の高い価値により
 "有機の郷"が広がっていく(有限会社人と農・自然をつなぐ会)
 ●定置網を核にコミュニティビジネスの展開で地域に活力を与える
 (宇波浦漁業組合)

 専門家に聞く 生産現場、みらいの形
 大規模農業と小規模農業、それぞれの異なる役割を
 持続可能にするための仕掛け(新潟食料農業大学 青山浩子氏)

Part3 バリューチェーンの高度化に挑む

 ●トータルなリモートモニタリングによる青果流通システムの構築
 (幕別町農業協同組合)
 ●スマート林業"三重モデル"で、
 川上・川中・川下がシームレスにつながる(中勢森林組合)
 ●漁師が主体となり高鮮度な石垣マグロを全国へ(ヤエスイ合同会社)

 専門家に聞く 地方と都市のこれから
 地方と都会で力を与え合う一方通行の消費ではない
 新しい関係づくりを進める(株式会社雨風太陽 髙橋博之氏)

Part4 地域資源活用・資源循環を加速する

 ●地元ならではのワイン。山ぶどうとミズナラ樽で山と暮らしをつなぐ
 (株式会社 岩手くずまきワイン)
 ●震災からの復興の想いが眠れる森の宝「和ぐるみ」を磨いていく
 (一般社団法人SAVE IWATE)
 ●笠間の栗で美味になるブランド豚。栗で地域の未来を繋ぐ
 (公益財団法人鯉淵学園)
 ●家庭の廃食用油を熱源に。冬場の可能性も広げる循環型農業の構築
 (株式会社なっぱ会)
 ●「放置竹林」を整備し伐採竹を再利用することで里山を再生する
 (可茂森林組合)

 専門家に聞く 「海業」で漁村は復活する
 古くて新しい海業。海と地域の魅力引き出し衰退した漁業をも活性化
 (東京海洋大学 婁小波氏)

Part5 地産地消・自給化へのチャレンジ

 ●山口産の自給飼料による地域内循環体制の構築。
 トウモロコシで挑戦する(株式会社あぐりんく)
 ●北海道のシラカンバを牛の餌にする。
 輸入飼料に頼らない時代は来るか(株式会社エース・クリーン)

 専門家に聞く フードテックは人類を救う?
 食×テクノロジーで食の社会課題解決へ。今後は関係者間交流が重要
 (株式会社東レ経営研究所 川野茉莉子氏)

Part6 地域の環境負荷軽減を進める開拓者

 ●有機×動物福祉の高付加価値な卵生産で障がい者の自立を支援
 (一般社団法人 Agricola)
 ●持続的な生物多様性のある未来の森づくりに挑む。
 作業を見直し冬仕事も創出(株式会社GREEN FORESTERS)

 専門家に聞く 山活用、絶好の機会到来
 脱炭素社会の流れに乗って森へのエンゲージメントが山と企業の価値を高める
 (株式会社モリアゲ 長野麻子氏)

Part7 2023年度も創意工夫と独自性のある事業が採択!